認定NPO法人Love&Safetyおおむら
子ども安全管理士養成講座
新着情報
第7期生のレポートから特に優秀なものを選出しました。
ページ中央の『第1期ー第5期記念冊子・優秀レポートまとめ』よりご確認いただけます。
2024年7月26日
代表ご挨拶
この講座は、保育園・幼稚園や子ども園などの未就学児がいる施設の支援者(保育士、幼稚園教師、看護師、支援員など)を対象に、2017年より“認定NPO法人 Love & Safetyおおむら”と長崎県大村市の行政と共催で行っている講座です。
目的は、予防できる事故によって子どもの命が、毎年どこかの教育・保育施設等で、突然奪われてしまう悲惨出来事が起きている現状を変えることです。
本来、教育・保育施設等は、子ども達を安心安全な環境で育成し、子どもの権利と命の尊厳を守り、子ども達の主体的な活動を支援する場です。
私達は、この大事な目的を見失うことなく、死亡や後遺症を残すような重篤な事故を未然に防ぐことに努めなければなりません。またその一方で、万が一、事故が発生した場合には、その後の適切な対応を行う必要があり、その事実に向き合い、家族に寄り添い、原因究明と再発防止に努めなければなりません。
この課題に向け、 “認定NPO法人Love & Safetyおおむら”は、長崎県大村市と協働で、子ども達にとって安心安全な環境を保証する活動を行なっています。さらに、セーフキッズジャパンや日本子ども安全学会と連携し、国から示された「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」などの子どもの安全指針に基づき、子どもの事故(傷害)予防の豊富な知識を有する「子ども安全管理士」を養成します。
この講座は、大村市から毎月1回発信するオンライン授業(オンデマンドあり)ですので、全国から参加が可能で、全10回の講座と毎回の課題や最終レポートの提出による評価が合格基準に達すると、大村市行政から『子ども安全管理士』として認証されます。これまでの5年間で約160名の子ども安全管理士を輩出しており、保育現場での安全な環境づくりのためのリーダーとして活躍していただいております。子どもの安全管理のスペシャリストである『子ども安全管理士』を、多くの施設に配置することで、子どもの命を守るための安全な環境づくりへの意識改革や職員間との連携がより良くなり、さらに保護者への啓発なども活発になることから子どもたちの命が守られ、社会貢献にもつながります。ぜひ、この講座の存在を知っていただき、子ども達の命を守る活動にぜひご参加ください。
NPO法人 Love & Safetyおおむら代表理事
出口貴美子
おすすめ図書
命を守るための知識があれば、この夏とびきり楽しい思い出を作ることができます。
この水辺でのライフジャケットの重要性を大人にも子どもにも分かりやすく教えてくれる絵本『かっぱのふうちゃん ライフジャケットでスイスイ』
Love & Safetyおおむら イチオシの絵本です。
わかりやすくてかわいい絵本なら、大人にも子どもにも、水辺の安全のこと、「ライフジャケット」のことが伝えられる……全国で絵本を読み聞かせてもらえれば、子どもたちの命を守ることにつながる……。 という想いで作られた絵本です。
左の画像をクリックすると公式サイトをご覧いただけます。絵本を企画したライジャケサンタこと森重裕二さんのサイトを是非ご覧ください。
おすすめ動画
プールで溺れた園児の心肺蘇生法
NPO法人Love &Safetyおおむら (子どもを事故から守るプロジェクト)
JIEME AHAインストラクター&小児科医製作
保育園のプールでの溺れ事故を想定した心肺蘇生法(CPR)のビデオを作成しました。これは、2017年に作成したものに、最新のガイドライン(2020)を反映しています。ポイントは、子どもの溺れ事故、手順は人工呼吸を優先、ただし救助者が人工呼吸を行う意思と技術があれば。さらに感染予防も大事なので、感染防護具を常にそばに。そして、子どもの健康状態をよく把握しておくことやCPRの練習を日頃から行っておく事が大事です。夏の水辺の遊びで子どもの命を落とさないように、園の先生方だけでなく、皆様もぜひこのビデオを参考に、CPRを練習してください。